三輪理事長のミンダナオ国立大学(MSU)ジェネラル・サントス校訪問
2025.03.133月13日、三輪理事長はミンダナオ国立大学(Mindanao State University General Santos:MSU-GSC)を訪問しました。ミンダナオ国立大学はミンダナオにおける社会的不安定さを高等教育の導入により解決するため、1961年にマラウィ市に設立された国立大学で、ジェネラル・サントス校は主として第12管区における教育の需要に対応すべく、1967年に設立されました。
訪問日程冒頭、三輪理事長はアバンタス学長(Chancellor, Atty. Shidik T. Abantas)と面談しMSU-GSCとMJ-STePの協力につき意見交換を行いました。2024年11月に学長に就任した同学長は同大学における最年少の学長であり、同大学における学術研究と国際協力の強化に強い熱意をもって取り組んでいます。同学長との意見交換後、三輪理事長はグナイ工学部長(Dean of the College of Engineering, Dr. Noel S. Gunay)の案内により、工学部関連施設、また、MSU-GSCが地域におけるテクノプレナーシップ(technopreneurship:技術起業家精神)振興のために科学技術省の支援により立ち上げたICEBOX(Innovation Center for Enterprises and Business Opportunities。Xはスタートアップがイノベーションを実現することの難しさを示す)を視察、また、ブスカノ理学部学長(Dean of the College of Natural Sciences and Mathematics, Dr. Jay Buscano)と面談し、同学部の微生物、組織培養などの研究室を視察しました。
三輪理事長は漁業学部教員との間で、日本の大学との協力の可能性につき意見交換を行い、MSU-GSCキャンパス内に施設を構える非営利団体「シガイ・カウヤガン(Sigay Kauyagan)」を訪問しました。南ミンダナオの文化的共同体を対象に、教育、保健、地域開発、農業開発、そして価値観に基づいた生計支援プログラムの促進を使命としています。シガイ・カグヤガンは南ミンダナオの文化的共同体を対象に、教育、保健、地域開発、農業開発、そして価値観に基づいた生計支援プログラムの促進に当たっており、MSD-GSCに進学するムスリム家庭子弟に対する英語教育を行っています。





