三輪理事長のフィリピン東南大学訪問

2025.03.11

3月11日、三輪理事長はフィリピン東南大学を訪問し、ガバレス総長(President, Dr. Bonifacio G. Gabales, JR)などと面談しました。冒頭、三輪理事長より同総長に対し、MJ-STePは現時点において、3名のUSeP教員に対して、日本における博士号取得のための奨学金を支給しているが、このような協力関係を長期にわたり継続しでいきたい考えである旨を説明しました。これに対し、ガバレス総長はMJ-STePによる大学教員に対する奨学金の支給は、USePの研究と教育のレベルを向上させる上で極めて有益である、2024年10月にフィリピン国立大学協会第11管区(The Philippine Association of State Universities and Colleges-Region XI:PASUC-XI)が、ダバオ地域の持続可能で強靭な発展のため、現時点及び将来における挑戦への取り組みのために立ち上げた「ダバオ・パティグババウ2050(Dabaw Patigbabaw 2050)」にはUSePの研究者も参加者も参加するが、これらの研究者にとってもMJ-STePの奨学金は有益だろうと応えました。

ガバレス総長は、USePとしては日本の大学との間でカカオ、コーヒー、バナナ、ココナツなどの農産物に関する共同研究を行うことを望んでいる、現在、ミンダナオではパナマ病が深刻な問題となっているが、その対策は未だ不十分であり、研究の強化により根本的な解決が望まれると述べました。また、同総長は、ミンダナオにおける農業の発展のためには電力供給(再生可能エネルギー)やICT関連技術も必要であり、エンジニアリング部門も含め、これらの分野でも日本の大学と協力していきたいと述べました。

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