三輪理事長の農業組合「バタファマ・プロモーション」訪問

2025.03.06

3月6日、三輪芳明理事長はフィリピン最高峰のアポ山の山麓(南ダバオ州)バンサラン地区の農業組合「バタファマ・プロモーション(BATAFMA Promotion))をDTIの案内で訪問しました。「BATFAMA」は「Bagobo Tagabawa Fair-Trade Marketing」の略語で、この地域の先住民組織「カプワ基金(Kapwa Foundation)」が、当該地域の先住民族たるバゴボ族及びタガバワ族の居住地において、持続可能な農業、植林(reforestation)及び食糧生産等を支援する目的で2018年に設立されました。この地域では、高品位の野菜栽培が行われていましたが、急峻な山岳地帯での野菜栽培は貴重な土壌の流出(喪失)、流出土壌による低地部の施設の埋没問題を引き起こしていました。このため、地域住民はカプワ基金の支援により、土壌流出を防止する効果を持つコーヒー栽培の促進を図ってきました。同基金は、コーヒーの他、バナナ、アバカなどの栽培も土壌流出対策に有効であるとしています。
海抜高度の高いバンサラン地区はコーヒーの栽培に適した気候に恵まれ、近年、マニラにおけるコーヒー豆の品評会で高い成績を収めています。訪問当日はコーヒー農家に対する専門家による講習が行われていました。ミンダナオ地域においてこの地域に並ぶ品質のコーヒーを産出している地域には、ブギドノン地域があります。

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