三輪理事長の貿易投資省第11管区事務所(DTI – Region XI)の訪問
2025.05.265月26日、三輪芳明理事長は貿易投資省第11管区(Department of Trade and Industry – Region XI: DTI – Region XI)事務所を訪問し、カスタニャガ第11管区長(Mr. Romeo L. Castañaga、 Regional Director)とレメティオ副管区長代理(Ms. Rachel S. Remitio、 Acting Assistant Regional Director)と面談しました。
冒頭で三輪理事長は、前回ダバオ訪問(本年2月中旬より3月中旬)の際にDTI – Region XIのアレンジによりコーヒー農家、ココナツ加工協同組合、バナナ・プランテーションなどを訪問する機会を得たことに謝意を表明するとともに、MJ-STePが提携しているミンダナオの4大学と日本の大学との間での共同研究の立ち上げのための取り組みにつき説明しました。これに対し、カスタニャガ管区長(Regional Director Castañaga)より、DTI XI – Region XIはMJ-STePの取組みを支持する、共同研究の成果を投資に結び付けることが重要であるとの発言がありました。
三輪理事長は、研究成果の社会実装が重要であるとの考えに同意するとともに、ミンダナオの経済と社会の発展には農業が重要であり、農業の発展に有用な研究テーマを検討する必要があること、あり得べき共同研究のテーマの一つは、作物の収穫後に圃場に残る葉や茎などの作物残渣、農作物の加工過程で発生する残渣、規格外農産物などを有効活用する包括的なシステムの構築が考えられることを説明したところ、カスタニャガ第11管区長より、そのような考え方に同意する旨の発言がありました。
